出発

日付が変わるぐらいに、友人が家に来る。5時10分上野発の常磐線に乗るには、自宅からでは無理なため、前日からうちに泊まりこむというか、オールで呑みを行う。まだ決まっていなかった詳細な打ち合わせをした後、飲みながらグランツーリスモをやる。意外と酔っ払っている時の方が、いいタイムが出たりする。
4時28分田端発の京浜東北線で上野に向かう。その後、上野発の常磐線に乗りいわきまで行く。この区間は見慣れている事もあり、ひたすら睡眠をとることに専念。始発なのに結構な人が乗っていた。ま、半分は18キッパーなんでしょうけどね。
8時50分にいわきに到着。30分ほど時間があったので、駅前を探索するが何もない。もっと大きな市だと思っていたのに、これじゃあ祐天寺の方がまだ栄えているよ。小原が空いたので、駅前のマックで朝食。今日は登校日らしくて女子高生がわんさかいました。
9時20分発の原ノ町行きに乗る。ここからは交流電車の701系常磐線といえど、ここからは単線なので、ワンマンかつ2両編成のロングシート車。最悪。結構混んでいて最後まで座れなかったし。ちょっとだけ見えた太平洋はきれいで、少し心が洗われました。今度は鹿島臨海鉄道とか銚子電鉄に乗るのも悪くない。
10時37分に原ノ町到着。ほんとに、何もない駅だったので、とっとと次の電車の列に並ぶ。10時50分仙台行きは455系で、ボックス席があったので一安心。しかも、固定クロスシートのくせに、両端に2人掛けのシートが進行方向向きにあるという変なやつ。2人旅行だったので便利だったけどね。この区間は結構快適で、連れに車両番号の意味や駆動方式、制御方式について薀蓄をたれていました。あと、都市交通における鉄道と自動車の役割なんかも。
12時09分に仙台到着。駅ビルが最近改装されたらしく、非常にきれい。また、正面口のペデストリアンデッキの構造も、自動車が重要な交通手段である地方都市にふさわしく、政令指定都市を目指している静岡が見習う点がたくさんありました。東口の歩道は、それぞれ3車線分ぐらいとってあって、非常にゆったりとしていていい。どこかの放置自転車で溢れかえっている街とは違うねぇ。昼飯として、東口の利休に行く。牛タンセットで1000円也。今までの牛タンの常識を覆す、極厚の牛タンスライスは食べ応え十分。牛テールのスープもこれまた格別で、麦飯とも相性抜群。仙台に行ったら、また牛タンだな。東北グルメツアーの最初から大当たりで、幸先のいいスタートが切れました。
その後、14時00分発小牛田行きの東北本線で北上。719系ということで、ボックス席を確保してまったりする。ここから盛岡まではひたすら睡眠不足解消のために、景色もろくにみないで寝続ける。14時44分に小牛田に到着。14時53分発一ノ関行きに乗り換える。小牛田では結構な人が乗り換えていて、びっくり。みんな暇なんだなぁ。ここからはまた701系となり、げんなり。ロングシートで寝ると首が痛くなるんだよなぁ。
15時41分に一ノ関到着。16時06分初の盛岡行きも701系。いい加減飽きました。ローカル線にロングシートは辛いです。でも、JRとしてはワンマン化しやすくてラッシュ時にも本数をおさえることができる、輸送密度が高いロングシートのほうが採算的にいいんだろうけどねぇ。このあたり、今度のJR内定者との飲み会で話題を振ってみよう。
18時06分に盛岡に到着。とりあえず、明日のIGRの乗り場を確認。だいぶ離れた位置にある。JRのホームが改修中なのをみると、わざと遠い位置に分割して別会社という意識を高めているのかしらねぇ?その後、宿にいって荷物を置く。
やはり盛岡まできたらわんこそば、というこどで駅前の東屋へ行く。3100円のわんこそばコースを注文。これだとTVでよく見るような、おわんを重ねるスタイルで食べられるらしい。以前にうどんを10玉食った事から、15杯で1枚というわんこそばでも目標を150杯とする。序盤は快調に飛ばしていったが、120杯を越えたあたりで急に苦しくなる。そばを飲み込むことをあきらめて、よく噛んで食べるようにしたが140杯あたりでそれもきつくなる。最後の方は無理やり詰めていく感じで何とか151杯完食。もう少し無理すれば180位いけたけど、今日はこの後に、冷麺かじゃじゃ麺を食いたかったのでこのあたりでストップ。記念に手形をもらいました。その後、コンビニでキャベジンをかって、暫く食休み。
腹がこなれたので、盛岡城まで散歩してからじゃじゃ麺を食いに行く。B級グルメといった感じで、楽しめました。もう少し腹が減っている時なら、もっと旨かっただろうにw。
宿に戻って寝ていたら、夜中に猛烈な腹痛で目覚める。なんだか腹が張っているとおもったら、かなりガスが溜まっていた模様。何回か便所に行ったら収まったので、とりあえず寝る。