もう、戻らない現実

昨日、帰宅した後もどうにも寝付けなくて、ネットをうろうろしたり、本や雑誌を引っ張り出して読んでみたり、ヨーロッパの鉄道の旅に思いを馳せていたら、朝の7時に。このまま研究室に行ってやろうかと思うものの、ようやく訪れた睡魔にまけて就寝。で、気がついたら13時。のそのそと起きだして研究室に着いたのが14時半。
研究室見学の女の子が来て、いろいろと雑談。最近の子はインターンにも積極的に取り組んでいて、はっきりした目的意識や専門知識がある程度ある人が多くてすばらしいですな。自分が3・4年生の時なんか、ラッパ吹くか酒飲んでいるかだったのに。自分がやりたいことと、社会の要求するものとのギャップを実感することは重要ですよね。
16時ぐらいからは、先日すっかりバッテリーがへたっていたことが判明したMC1EVの走行距離の測定をする。前回は久しぶりだったから航続距離が短かったに違いない、と自分に言い聞かせながら走行。走行距離が12kmを超えて一安心したのもつかの間、12.5kmで要充電ランプが点灯。結局ガレージに戻った時には、息も絶え絶えで停止寸前。
どうやら、長期にわたって放置していたために、鉛蓄電池(Lead Acid Battery)の性能が著しく悪化してしてしまった模様。走行しなくても2週に1回は充電しろ、と説明書には書いてあったにもかかわらず、夏以降はコンジョイントに忙殺されて定期的な充電管理が杜撰だったのが原因と考えられる。あぁ、本当に申し訳ない気持ちでいっぱい。自分のズボラな性格が、本当に恨めしい。とりあえずバッテリーの均等充電をしてみて、それでもだめなら充電器をチェックしたりして、少しでも状況が改善するようにできる限りのことをしよう。
鉛蓄電池の過充電しすぎても、放置しすぎてもだめになってしまうという性質は、色々と考えされられるものがある。一線を越えずに、適度に距離をおいて付き合っていくことは、なんて難しいのだろうか。